カードの状態表記欄にNMやEX等謎のアルファベットが記載されているのをよく目にしませんか?
結構この状態表記について知らない方も多いようですので、
今回は状態表記についてまとめました。
因みにショップによって表記が若干異なっていたり、
同じ表記でも状態に甘いショップや厳しいショップがあったりするので
あくまでご参考にご覧ください。
MT(ミント)
最高の状態の表記です。
しかし、どんなに状態が良くても実店舗やネットショップは基本このような表記をしていないです。
「ミントって書いてあるのに微細な線傷一本あるじゃないか!!」
「ミントなのに顕微鏡で拡大したら白欠け一つあるじゃないか!」
という状態にかなり厳しいお客さんからのクレームやトラブルの元だからです。
メルカリとかでもよく「念のためにプレイ用でお願いします。」と記載されているのと似てますよね。
基本的にこの状態は鑑定品に対して付けられます。
NM(ニアミント)
基本的にショップで販売されるカードの状態の最高がこの表記です。
勘違いされる方もいますが、
ショップで販売されるカードの表記が最高のNMと記載されていても完全美品だとは限りません。
下記は某大手MTGカード専門店で購入したNM表記のカードですが、
上の枠に白欠けが一か所あります。
勿論完美品もこのNMに含まれますが、
若干の傷が入っているカードもこのNMに分類されるため、
100点が完全美品だとしたらNMは100点~85点ぐらいだと思ってください。
EX(エクセレント)
それなりに傷有りという状態です。
微傷までのニアミントと違い、目立つ傷がありますよという状態表記です。
スリーブを付けていてショーケース越しだと意外と綺麗に見えますが、
状態確認で手に取るとコレクションには結構厳しいなと感じます。
エクセレントという表記なのに目立つ傷有りというとなんか違和感がありますが・・・。
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PL(プレイド)
EX以上に目立つ傷や折れや汚れ等がある状態です。
エクセレント以上に四隅にダメージがあるイメージです。
ここまでくるとかなりお手頃な値段で買うことができるので、コレクターには適しませんが、プレイヤーにはお得かも…?
ショップによってはVG(ベリーグッド)と表記しているところもあります。
HPLD(ヘビープレイド)
スリーブ付けずに青空デュエルしまくった状態。
最近のカードでこの状態は少ないですが、
スリーブが存在しなかった時代の太古のカードは結構この状態のカードが多かったりします。
青眼の白龍初期ウルトラとかはこれぐらいの状態をよく見ます。
ショップによってはGD(グッド)と表記しているところもあります。
PR(プア)
状態表記の最低ランク。
ポケットに入れてうっかり洗濯してしまったレベル。
ここまでくるとカードの原形を留めていなかったり、
テキスト欄が摩耗しすぎて読めないものもあったりします。
さらに細分化されることも
「NM+」や「NM-」、「EX+」や「EX-」など、
その状態ランクの中でも良いものに対して「+」、
悪いものに対して「-」を付けて細分化することもあります。
まとめ
同じ表記であってもショップによっては実際の状態はまちまちだったりしますので、
実際にカードを手に取って状態を確認するのが一番ですが、
ネットショップなどでは特に注意です。
<参考>