こんにちは。
TCGの高額化が進むにつれ、偽造カードが増えています。
黎明期はクオリティの低い誰でも分かるような偽造カードばかりでしたが、
昨今ではクオリティも上がり、素人目では非常に分かり辛くなってきています。
偽造カードは度々オリカ(オリジナルカードの略)とも言われていますが、
すべての創作カードをオリカと言うのはナンセンスかと思います。
私はオリカの定義とは実際に存在しないカードやイラストをTCGカードの枠に当てはめて作ることであると考えています。
実際に存在するカードを模倣して作られたカードはオリカではなく、
単なる偽造カードです。
"オリカ"と言うとマイルドに聞こえ、流通を促してしまう可能性があるので、
上記のような模倣カードについては、
皆さん是非"偽造カード"と言いましょう。
余談ですが、
遊戯王はオリカと言う人が多く、
MTGは普通に偽造カードという人が多いイメージです。
さて、本題の偽造カードの販売についてですが、
れっきとした犯罪です。
過去にも偽造カード販売で逮捕者が出ています。
上記のニュースを見ると偽造カードということを告知せず販売して逮捕されたとのことですが、
偽造カードを偽造カードと分かるようにすれば売っていいのか?
おまけとしてなら売ってももいいのか?
私的範囲で買う分なら大丈夫じゃないか?
と思う方々もいると思います。
絶対ダメです。
例え偽造カードと分かるように流通させてもメーカーの知的財産権を侵害している可能性があります。
さらに、2次流通、3次流通していくにつれて偽造カードが本物として流通してしまう可能性があります。
また、
私的範囲の購入だとしても偽造カードに需要があると分かれば偽造カード業者はどんどん偽造カードを刷り、新たな偽造カードを作るための資金になってしまいます。
安易な購入が偽造カードのクオリティ向上や流通の一助になります。
どんな形であれ売買をしていけば偽造カードは巷に溢れ、
新たな被害者を生んでしまいます。
売買は法的にもモラル的にアウトですので、TCGを愛するのであれば絶対にやめましょう。
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